2015年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年01月

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バックパックの一本締めストラップがプラプラしている理由は?

BP.jpg

FREELIGHTのSpinnZack、Dlightなどの一本締めザック。

ロールトップ部分を留める一本のストラップはボトム生地からポケットの中を通って出ていて
ストラップの根本はザックの底生地のところで縫製されています。

なぜこのような構造をしているのでしょう?

上部を留めるストラップですからザック本体の途中から出してくれたら取り扱いが楽なのに
又は途中で一度生地に縫い付けてくれたら・・・?と思うでしょう。

私たちの製造しているウルトラライトのザックの特性として非常に薄い生地を使っています。

前回も書いたとおりザックの構成上必要の無い場所に 取り扱いが楽だからと縫製を入れると
そこには想定しない力が掛かります。 そして縫製の縫い目は「キリトリ線」のようなもの。

なるべくザック本体の生地に縫製箇所を減らすため、そしてボトムに掛かる荷物による荷重を効率よく支えるため一本締めストラップは、本体と底生地の縫製に組み込んでいるのです。

DDlight.jpg

極限まで切り詰めた軽さ、薄さと、これに相反する丈夫さのバランス。
ムダなパーツとムダな縫製を極力減らしていった結果、このような構造に設計されていったのです。


ウルトラライトハイキング用品の物作りとは出来るだけ無駄な物を省き最低限の構成で軽さを求める物作り。  何かをへらして行くマイナスの設計です。

プラスアルファが付加されるとしたらそれは 最低限の重量で最大限の機能を狙える物で無いといけないのではないでしょうか?

少し楽になるからそれを付加するのではなく デザインが良くなるから付加するなどと言う事はなく 道具として最低限の素材でその品を作り上げる事を考えた設計がベストだと思っています。

私達が設計する時 一番考えるのは その製造物が壊れる事を想像しながら
どうしたら加工を増やす事無く 壊れない物に仕上げて行くか?
 だと思っています。






因みにSpinnZack Dlight の 1本締めストラップがポケットの中に落ちてしまい
ポケットの中で探すのが面倒だという場合の対処方法をご用意しております。


バンジーコードの調整アジャスターをご確認ください。  
バンジーコード用の穴2個以外にもう一つ穴が開いているアジャスターを使用しています。
この穴にテープ またはラインを通して輪を作り 1本締めのストラップを通してください。
ラインに使われているバックルに引っかかってポケットの中にストラップが落ちるのを防いでくれるはずです。

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| FREELIGHT | 11:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ダブルステッチは強いの!?   No! 物作りはバランスです。

DS1.jpg

いつもFREELIGHTをご利用いただき、ありがとうございます。

いきなりですがダブルステッチとシングルステッチ、どちらが強いと思いますか?
※ステッチは「縫い」のこと

DS0.jpg

ダブルステッチを使っている代表的な例は、ジーンズの縫製です。
ダブルステッチどころか、アイテムによっては、トリプルステッチを使っているものもあるでしょう。

しかしFREELIGHTのバックパック縫製では一部でシングルステッチを使います。

なぜでしょうか?

ステッチをシングルにするか、ダブルにするか、トリプルにするか、は、生地と縫い糸との関係(=バランス)
そして設計により製品に掛かる力のバランスによって決まります。

ジーンズを縫製する場合、デニム生地は非常に強いので、シングルステッチで縫製すると生地の強さに対して、縫い糸が負け、縫い糸が切れて、ジーンズがバラバラになってします。

強い生地に対しては、強いダブルステッチにすることによって生地に負けない縫製をして、丈夫な製品に仕上げる つまり力の均衡を保つ事によって製品の強度を上げるのです。

ウルトラライトのバックパックではどうでしょう?

zz.jpg

ウルトラライトのザックの場合、デニムなどよりも薄いナイロン生地を使います。
極端な事を言うと 弱い生地にダブルステッチという強い縫製を入れると 荷物によって受ける力は
水が高いところから低いところに流れるように縫製ラインに沿って弱い生地に働きます。 

また薄い生地の場合、「縫い穴」は、大きなウィークポイントにもなります。
縫い目は「キリトリ線」のようなもので、ステッチを増やすことは生地の「キリトリ線」を増やすようなもの。

ダブルステッチにすることで生地より縫製のほうが強くなり、
負荷がかかったとき縫い穴からザックが裂けて行く可能性が高まります。

皆さんは縫製糸が切れず 縫製ラインに沿って破けた製品を見た事はありませんか??
これは縫製ラインの力バランスが崩れている一つの例なのです。 ※

生地にかかる負荷と縫製の関係(=バランス)を考えた時、シングルステッチで縫製ラインが耐えるなら 
あえてダブルステッチを取り入れず 全体の縫製バランスで荷重を受け流す必要もあると私達は考えます。

軽い製品を作る場合 その内部に強い箇所と弱い箇所を隣り合わせて作らない。 
これは軽い製品を作るために使われる昔からの職人の知恵 なのです。

FREELIGHTのバックパックにおいて今まで縫製ラインの破断報告は受けておりません。
これは我々が ウルトラライトのバックパックは壊れても仕方が無いもの
 とは捉えずに
その素材ぎりぎりまで耐えるバックパックを作ろうと言う考えだからだと思っています。


※ これ以外にも設計で力のバランスを取る事も必要です。 

※ ダブルステッチで縫う事は上記以外にも縫製上色々な事情があります
  今回は強さ と言う事を引き合いに物を作る時の考えを紹介させていただいていますが 
  縫製とはそれだけでない事はご理解ください。



| FREELIGHT | 12:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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FREELIGHTからの提案に、興味を持ってくれたのが、ナンガの専務 横田さん。

  FRR.jpg

この15年、登山用具、アウトドア用具の素材や技術は、格段に進化しました。

15年も前の製品データを基に、現代の素材、技術を持ち合わせ、
アイディアを膨らませて、イメージを形にしていきます。

その理想の形とは…

nebu.jpg

マットインタイプのシュラフです。

当時と比べ、羽毛をカバーする生地は、革新的に薄く丈夫になりました。

そして、なんといっても、サーマレスト(THERMAREST)の「ネオエア(Neo Air)」、
エクスペド(EXPED)の「ダウンマットライト(DOWN MAT LITE)」など、
数年前には考えられなかったような、断熱効果の高いマットが、現代には存在しているのです。

どんなにシュラフの中の羽毛のFP値が高くても、
就寝時には背中側の羽毛は潰れてロフトが保てません。

その分の羽毛は身体上面にもっていき、背中側はマットの断熱性に頼ることで、
少ないダウン量で、高い保温性を確保できる…。

アウトドアフィールドでの就寝時、もっとも冷えを感じる背中側は、
断熱効果の高いマットを使い、高価だけど潰れてしまう羽毛は、身体の上に掛ける。

これこそが、FREELIGHTの考える、もっとも効率のよい就寝システムなのです。

もちろん、冬以外の、それほど寒くない季節には、
もっと簡易なクローズドセルのUL系マットとを使い分け、十分に安眠できるでしょう。

寒く感じる季節はシュラフの内部にクローズドセルのマットを追加で入れる事も可能です。

山やアウトドアでの経験値が高く、だからこそ、道具の不自由さを割りきって使え、
自分の哲学で楽しむことができる…。
経験が少なくても道具の特性を理解すれば最適な道具として使える。

それこそが、FREELIGHTが考える、真のUL=ウルトラライトの世界観だと思っています。


いよいよ始まったシュラフ開発。

FREELIGHTは、さらにさらに進んで行きます。

| FREELIGHT | 13:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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FREELIGHTでは、新たにシュラフの開発をスタートしました。

パートナーは、ダウンシュラフの製造で有名な「NANGA(ナンガ)」さんです。

SB.gif

UL(ウルトラライト)製品を開発・製造しているFREELIGHTですから、
軽量&コンパクトなシュラフであることはもちろんのこと、
普通に販売されているようなシュラフは企画しません。

ドームテントに対して、軽量シェルターやツェルトがあるように、
ガスバーナーに対して、アルコールストーブがあるように、

使う人を選ぶシュラフ、使い方を知っている人だけが使いこなせるシュラフ…、
「FREELIGHT×NANGA」が提案するシュラフは、そんなシュラフです。


私自身、これまでいくつかのシュラフを使ってきました。
現在、メインに使っているのが、15年ほど前に、ナンガが製造したシュラフです。

そのシュラフ、私にとっては、理想的なシュラフだったのですが、
当時、まったくと言っていいほど売れなかったそうです。

そのシュラフを現代の最新技術で甦らせないか?

ナンガさんへの提案は、そこから始まりました。

                                      


| FREELIGHT | 13:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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STarp!.jpg

追記>>やはりすぐ無くなってしまいました。 申し訳ございませんが 今シーズンの入荷はございませんのでご了承ください

いつもFREELIGHTをご利用いただきありがとうございます。

たくさんのお問い合わせいただいている「SwingTarp」ですが、年内製造分は、現在、ウェブサイト上で販売している数だけとなりました。

現在、FREELIGHTでは、新型シェルターの開発をしており、生産ラインの関係から、「SwingTarp」の追加生産は、来年3月以降となる予定です。

よろしくお願いします。


FREELIGHT 

| FREELIGHT | 11:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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