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いつもFREELIGHTをご利用いただきありがとうございます。

ブログでこのようなことを発表するか迷いましたが、
これまでのいろいろな経緯がありFREELIGHTは、
TOAKS製品を製造している実質的な本社 中国蘇州の
KingSound社に対して告訴することを現在準備しています。

TOAKS.gif

KingSound社はカラトリー製品を中心に製造し、Toaksという会社をアメリカに作り
Toaksブランド名でアメリカを中心に商品展開していますので、その名前を知っている方も多いでしょう。
そのToaksに対して、中国蘇州地方裁判所に告訴する準備を始めました。

裁判を起こそうとする内容を書くことはできませんが、
裁判の件以外にも、お知らせしたいことがありますので、
これまでの経緯も含めて書いてみたいと思います。

もともと大メーカーの下請け会社として、カトラリーやガスバーナー部品を製造していたKingSound社は、
金属加工技術では確かなものがあり、
FREELIGHTでも550ポットなどの製造を委託しているパートナー企業でした。


私たちFREELIGHT代表の高橋はもともと金属加工技術に長けており、
金属加工のノウハウを提供することや、新たな製品製造にアドバイスすることを基本条件として、
2010年12月 蘇州KingSound社と「技術提携書」を取り交わしました。


そして以前から海外進出の希望があったKingSound社から高橋に相談があり、
蘇州KingSound社は TOAKS のブランド名でアメリカ進出が行われました。
(以後 KingSound社をTOAKS と表記)

そんな中 アメリカのウルトラライト志向のユーザーに向けてオリジナルの
アルコールストーブが欲しい TOAKS と、アルコールストーブ「Frevo Stove(フレボストーブ)」
を量産化したいと考えていたFREELIGHTの希望が合致し、ダブルネームで世界販売していくことに合意しました。


そんなこともあり、代表の高橋と、アルコールストーブの開発者の一人である山川氏は、
現地コーディネーター、通訳とともに、蘇州を再度訪問して、たたき台となる図面を提供し、燃焼理論を説明し、量産モデルの製造アイディアなどを伝えました。 ( この訪問で高橋は3度目となる会社幹部との会合を持ちました。 この事からその時点まではしっかりしたパートナーシップが存在したことをご理解いただけると思います)

しかし「Frevo Stove」の燃焼理論は複雑で、蘇州での試作品はFREELIGHTの旧モデルのような燃焼出力が得られず、 さらにはいくつかの問題点までも見つかりFREELIGHTとしては改良する必要性を訴えました。

そのような状況にもかかわらず TOAKS は独断でアメリカでの販売を開始してしまいました。


FREELIGHTとしては、もちろん燃焼の不十分な商品は販売できるものではなく
幾度と無く性能改善を求め、アメリカでの販売も取りやめるように訴えたのですが、
TOAKS が受け入れないため、最終的にFREELIGHTのネームを外すように通告しました。


TOAKS は「これ幸い」と受け取ったのか、 未完成の「フレボストーブもどき」がアメリカ発信 TOAKSブランド で世界中に売られ続けることになったのです。


フレボストーブはFREELIGHTの商品であり、開発者の知的財産です。

それ以上に、未完成の商品を売られることは本意でないにも関わらず、
トレードショーでは、あたかも自分たちの開発であるように発表し、受注を成功させ、
燃焼性能の不十分なアルコールストーブを販売し続けているのです。
>現在の製品は改良が加えられたなどあるかも知れませんが 販売開始モデルは我々の協力者によっても
 購入され 多くの問題点の報告がFREELIGHTに寄せられました。


TOAKS のストーブを見て、FREELIGHTが過去発売したFREVO STOVE(旧モデル)とサイズなど比較してもらえれば、FREELIGHTが 設計図や技術を提供して製造したアイテムを、自社ブランドとして販売しているのが、よくわかると思います。

この時、告訴することもできたのですが、 私たちはアメリカでの TOAKS の事業に関わるのは一切やめました。

またその後も金属加工のアイテムやパーツについて、KingSound社には製造を委託してきましたが、
その後も不遜な対応が目に余ったため、今回、告訴することを決意したのでした。




告訴の行方はどうであれ...。


下町ロケット、というドラマ、書籍がヒットしましたが、
まさにあのような物語を、私たちFREELIGHTは体験しています。


Toaksのフレボストーブもどきのアルコールストーブは、
日本の技術を横取りしましたが、
見た目は似ているものの、性能不十分であり、
消費者のみなさんは本来設計者が意図した燃焼性を発揮できない製品を購入している点は
FREELIGHTととして非常に残念です。


私たちFREELIGHTは、まだ小さなメーカーですが、
アルコールストーブ、ウルトラライトザック、シェルター、シュラフなど、
提携するパートナー企業、製造技術を持った工場と連携して、
独自のアイテムを生み出す確かな開発技術を持っていると自負しています。
商品に不具合があれば、原因を探り、再発しないように改良し、製造技術を高めます。
購入いただいた方へは補修してお戻しするなど、メーカーとしての責任を全うします。




消費者のみなさんへ。


このことをブログで発表すべきか、いつ発表するべきか、どう書くかはずいぶん迷いました。


告訴の行方がどうであれ、消費者のみなさんとはあまり関係ない、
日本の小さな開発メーカーと、中国の大きな工場との問題です。


消費者のみなさんは、
見せかけだけのアルコールストーブ、
見せかけだけのULザックではなく、
正しい商品を選ぶ目を養っていただき、
確かな技術の元で作られた、自分に合ったギアを選び、
登山やアウトドアでの遊びを楽しみましょう。


またFREVO Stoveを開発してくださった 山川氏初めに日本のアルコールストーブ愛好家の皆様
今回は皆様の希望や技術力を裏切る形となり大変申し訳ございませんでした。
この場を借りてお詫びさせていただきます。


長文をお読みくださりありがとうございました。



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| FREELIGHT | 12:33 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

知らずに買っちゃいました…


どーしよ…

|   | 2016/07/28 14:37 | URI |

私はSpinNapⅡGから登山を始めました。FREVO Rストーブも使っています。登山経験は短いですが。FREELIGHTの製品達は私のベストアイテムです。私に楽しい時間を提供してくれます。550ポットがラインナップから消えて残念に思っていましたが事実を知りいろいろな意味で残念な限りです。これからもFREELIGHTの楽しい道具たちの登場を期待します。頑張ってください。乱文にて失礼します。

| yasuyuki | 2016/10/22 21:41 | URI |

私は登山ではないところでFREELIGHT製品を使わせていただいていますが、トークスというメーカーからそっくりな製品が出て来ていて不信に思っていました。こういう事情だったのですね。何やらトークスは製品的に不完全な物も売っているようですし、何よりマークがいただけないので私は購入することはないですが、本当にクッソたれな話ですね。もっとこの話が世間に認知されればいいと思いますね。これからもいい製品を世に送り出してください。微力ながら応援させていただきます。

| sano shin | 2016/11/04 01:33 | URI |















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