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- パッドを考える -
        PAD.jpg

このブログをご覧になっている皆様は素材・加工方法 等に興味ある方が多いと思いますので
その方面から公開します。
 


MLV-Facoryでは 今までSpinnZack35 に至るまでに色々なザックを製作してきました ※1

そこで何時も考えていたのがショルダーパッドの素材について。  初期に製作していた物は

通常のクローズドスタイルのショルダーベルトで、この場合パッドの交換が出来ないため

経年劣化によるパッドのヘタリを無視は出来ませんでした。 つまり 密度 / 重量 / ヘタリにくさ ※2

の関係はきっても切れない関係なのです。  しかしこれを交換できるようにしてしまえば??

それがアメリカのゴッサマー等が始めたショルダーパッドスタイルです。

このスタイルの良さは各自好みのクッション性を追求でき、各自が簡単に改造できる点です。 

SpinnZack35ではこの考え方を取り入れ、日本人の手先の器用さも加味してチューブスタイルの

ショルダーベルトとし、ここにショルダークッションパッドを差し込むことにしました。


そしてそのパッドの選択肢の一つとして用意したのが 独立発泡ポリエチレンフォームです。

以前からザックのフォームについて相談していた、あるフォーム加工会社の協力を得て

    Fk1.jpg  フォーム工場の加工機械

各種のフォームサンプルを取り寄せテストしてきました。

EVAフォーム 連続発泡フォーム 独立発泡フォーム…もちろんこれらにも各種あり、その種類分別は

: 素材  (ウレタンやポリエチレン等の素材…)
: 製造方法(化学的に製造するか 電子的に製造するか)
: 形式  (連続発泡 か 独立発泡か)
; 発泡率 (どれだけ発泡させているか)


勿論この中でも 素材的に重い素材や連続発泡素材だと水分を吸ってしまう等、最初から排除されたものもありますが

加工生産会社のアドバイスもあり、多数のサンプルの中からある程度のものが選び抜かれ、

その後テストを続けて素材や発泡率などが決まったのです。
(実はまだ多くの事があるのですが… 薄い本一冊ほどになってしまいますので 省略)

残念ながらショルダーパッドは長い連続直線ではないためプレスカットなどが出来ず
ハンドカットになります。 カット面の荒れ ゆがみ等はご了承ください。


そしてもう一つ
スリーピングマットもこの会社のご協力により製造する見込みがつきました。
こちらにつきましてはすでにテスト(前回の燧ケ岳等で)は終わり、量産する準備が整いました。
販売サンプルが出来次第 発表させていただきます。




※1  過去の製作例 >>  http://obakanahibi.blog31.fc2.com/blog-category-17.html

※2 最近の技術ではポリエチレンフォームにしても他の素材を混ぜることが可能になり
   耐ヘタリ性能はアップしましたが、それでもヘタリについては過去の物とはなっておりません。
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